CODE OF CONDUCT 行動基準

CODE OF CONDUCT 行動基準
社会に愛されるホテルへ、
私たちの新たな一歩。
弊社の持株会社であるロイヤルホールディングスは、創業以来の「経営基本理念」の実現をより確かなものにし、企業の社会的責任を果たすために、私たちロイヤルグループの全員で共有すべき価値観や考え方を「ロイヤルグループ行動基準」として新たに制定しました。
弊社におきましても、「ロイヤルグループ行動基準」に準拠した具体的な行動を定めた「アールエヌティーホテルズ行動ガイドライン」を新たに制定しました。
これは、お客さまをはじめとする社会から信頼されるために、日本のホテル産業の中で一番働きやすい企業となるために、そして業務の効率を向上させ成長し続けるために、私たち一人ひとりにどのような行動が求められているかをまとめたものです。
リッチモンドホテルはお客さまに支えられて発展してきました。これからは、今まで以上に広く社会からも信頼されなければなりません。
社会的信頼を得るための大きな基盤はコンプライアンス(法令遵守)ですが、これにとどまらずより良識ある企業経営と高い倫理観・道徳観が経営者にも従業員にも求められます。
ここに定めた「ロイヤルグループ行動基準」「アールエヌティーホテルズ行動ガイドライン」を実践していくことにより、今まで築いてきたお客さまとの信頼関係を一層高めて、日本で「最もコストパフォーマンスが高いとお客さまに評価していただけるホテル」を全員で目指しましょう。
アールエヌティーホテルズ株式会社
代表取締役社長
本山 浩平

Royal Group Code of Conduct ロイヤルグループ行動基準
お客様に満足と感動を感じていただける
21世紀型のホテルを創り経営してまいります。
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01. お客様に信頼していただくために
私たちは、常にお客様の視点に立ち、お客様の声に誠実に向き合い、お客様が満足される質の高い商品とホスピタリティサービスの提供に努めます。そして、お客様に安心してご利用頂けるよう商品の安全性と品質を第一に考えます。
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02. 従業員が誇りを持って働くために
私たちは、一人ひとりが個人としてお互いの存在を尊重します。その社会的身分、性別、国籍、信条等で差別されることを許しません。そして、公正な評価・処遇を行い、安心して仕事に打ち込むことのできる職場環境をつくります。
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03. 地域との共生、社会との協調のために
私たちは、地域の皆さまと共にあり、事業を通じて社会に貢献し、地域と社会にとってなくてはならない存在であることを目指すとともに環境保全に努めます。
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04. 株主の方に理解し共感していただくために
私たちは、透明性の高い企業経営を行います。経済・社会の変化に適切に対応し、質の高い商品とサービスの提供を通じて、持続的に成長することを目指します。
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05. お取引先とよきパートナーとなるために
私たちは、法令・社内基準に則って、透明、公平、公正な取引を行い、お取引先と良好な関係を築き、共に発展することを目指します。
法令の改正などでロイヤルグループ行動基準を見直すべきと判断した場合には、改訂を行います。
2005年(平成17年)7月1日制定
2012年(平成24年)4月1日改定
2015年(平成27年)7月1日改定
RNT HOTELS CODE OF CONDUCT アールエヌティーホテルズ行動ガイドライン
リッチモンドホテルは「ひとと、自然にやさしい常にお客様のために進化するホテル」を目指し発展してきました。宿泊滞在はお客様の生命・財産を預るものであり、安全・品質は最優先です。お客様の視点に立って、満足いただけるような快適な空間と高水準なホスピタリティーサービスを提供することにより、信頼を得られるよう誠実に行動します。品質については、旅館業法・消防法等の安全関連法令を遵守し、お客様に安全かつ安心できる客室を提供します。防災・品質・表示・販売・消費者情報管理など、すべての面で消費者保護関連法令を遵守してトラブルの未然防止に努めます
- 1-1 宿泊関連法令の遵守はもちろんのこと、常に安全で快適な空間をお客様に提供します。
- 1-2 お客様に満足と感動を感じていただける質の高いサービスを心がけます。
- 1-3 清潔感のある身だしなみを心がけ、お客さまとの出会いの瞬間を大切にします。
- 1-4 客室の清掃を徹底し、館内衛生への気配りを怠りません。
- 1-5 設備や什器・備品に不具合がないかを確認し、お客様の安全に常に注意を払います。
- 1-6 個人情報保護法を遵守し、お客様の情報を正確に管理します。→プライバシーポリシー参照
- 1-7 お客様からのお問い合わせや苦情には誠実かつ速やかに対応します。
- 1-8 リッチモンドホテルのブランド価値を高めることに努めます。
従業員はそれぞれの持つ能力や専門性を十分に発揮します。一方、会社は従業員の個性と意欲を尊重します。従業員と会社は、双方がそれぞれに対する義務と責任を誠実に果たしていくことで、業務の効率向上を図り、信頼関係を構築していきます。
- 2-1 従業員の基本的人権を尊重し、業務遂行と関係のない理由による従業員の処遇の差別は一切おこなわず、雇用における機会均等に努めます。
- 2-2 性別、年齢、国籍、信条、宗教等に関する差別的言動を行いません。会社は強制、意思に反しての就労はさせません。会社はコンプライアンス(法令遵守)を徹底し、従業員はその下で業務を遂行します。
- 2-3 変化の激しい経済・社会にすばやく対応するために、日々の業務において常に効率を意識し、考え、行動します。
- 2-4 労働基準法・労働安全衛生法等を遵守し、安全衛生・メンタルヘルスに配慮した、働きやすい職場環境の向上に努めます。
- 2-5 セクシャルハラスメント・暴力等の人格を無視する行為には、毅然とした態度で臨みます。セクシャルハラスメント専用フリーダイヤルを設けています。
- 2-6 従業員のプライバシーに配慮し、従業員の個人情報の開示を必要な部署・役職者に限定し、社外はおろか社内においても不必要に流出させるような行為は行いません。
- 2-7 就業規則等の社内規程を遵守し、忠実にその義務を果たします。また、与えられた権限の濫用はしません。
- 2-8 社会人としての品格を保ち、節度のある行動をとります。法令遵守は当然のこと、会社の名誉・信用を損なうことになる言動は行いません。
地域にとってなくてはならない存在になること、そして持続可能な社会をつくることは、企業としての使命と考えます。ゴミ削減等できることから環境問題に取り組みます。
- 3-1 ゴミの分別を徹底します。
- 3-2 省資源、省エネルギー、廃棄物の削減により環境負荷の低減を図ります。
- 3-3 施設・設備の整理整頓、掃除を徹底します。
- 3-4 地域社会と協力し、反社会的勢力の排除に努めます。
- 3-5 地域の人々に不安を与える行為を行いません。
健全で積極的な事業活動を行い、公正かつタイムリーな企業情報の開示に努めます。利益ある成長を図り、株主の期待に応えます。
- 4-1 経済・社会の変化に対応するとともに誠実な経営を行い、業績の向上に努めます。
- 4-2 商法・証券取引法等の関連法令と基準を遵守し、企業情報を適時適切に開示します。
法令を遵守した、公正、公平、透明な取引を行います。
- 5-1 独占禁止法・下請法等、全ての関連諸法令を遵守し健全な取引を行います。そして、優越的地位の濫用にあたる行為は行いません。
- 5-2 品質・コスト・納期のほか、環境や社会的責任に対する姿勢も考慮したうえで、公平で公正な取引を行います。
- 5-3 取引先からの情報や機密事項は厳守し、社外に提供者の了承なく開示しません。また社内でも開示先を限定します。
RNT HOTELS CODE OF BUSINESS CONDUCT
アールエヌティーホテルズ
取引活動ガイドライン
私たちは、「ロイヤルグループ行動基準」「取引基本方針」「ロイヤルグループ取引活動ガイドライン」を基に当社の事業特性を考慮して、アールエヌティーホテルズ取引活動ガイドラインを作成いたしました。
私たちの行うすべての取引において、私たちはこのガイドラインに基づいて行動するとともに、この方針に賛同し順守いただけるすべての取引先様との共栄を目指します。
取引に関係する国・地域の法令および社会規範を踏まえ、以下の基準を順守して行動します。
- ・ 金銭負担や、自社商品、サービス購入の要請は行いません。
- ・ 負担になる行為の無償提供の要請(例:従業員の派遣、サンプル、知財やノウハウの無償提供等)は行いません。
- ・ 取引条件の一方的な変更(例:支払日変更、減額、返品、受領拒否、やり直し)は行いません。
- ・ 反社会的勢力とは、取引を含めた一切の関係を遮断いたします。
取引は透明、公平、公正を旨とし、取引先様との健全な取引関係を維持するため、以下の基準を順守して行動します。
- ・ 既存取引先あるいは今後取引が考えられる事業者からの、社会通念の範囲を超える贈答品の受領や、飲食の招待については、全てお断りいたします。
- ・ 会食を行なう場合は、費用折半または持ち回りにて実施し、出席者は複数とし、部門長以上の役職者による承認の元に行ないます。
- ・ 購買担当者が、お取引先と個人的な利害関係を持つことはありません。
- ・ 個人的利害関係が既に生じている取引先の場合、担当者変更等の然るべき処置を取ることといたします。
- ・ 取引先とともに発展することを目指し、購入者としての立場を乱用して不当な値引きや過度なサービスを求めないよう努めます。
- ・ 各国、地域の法令による最低年齢を下回る児童労働、自発的な意思に基づかない強制的な労働、人身取引には関与いたしません。
- ・ 人種や国籍、性的志向、宗教、信条、障害、年齢、出身などを理由にした差別、ハラスメントは行いません。
- ・ 安全かつ衛生的な環境を従業員に提供するとともに、従業員の労働時間、休日、休暇を各国、地域の法定限度の範囲内で適切に管理します。
- ・ 環境負荷低減のため、食品ロスを削減し、リサイクル率向上に寄与する取り組みを、購買取引においても継続的に行います。
- ・ 店舗やホテルにおける省エネルギー化に配慮した取引を推進し、二酸化炭素の排出量削減に努めます。
- ・ 安全性や品質を担保しながら、より妥当な取引を行うため、私たちが提供する商品、サービスに関する情報や意図を、正確に取引先に共有します。
- ・ 地球環境の保全、環境負荷の軽減、持続可能な社会の実現に向け、環境に配慮した資材、食品、飲料、建材、消耗品などの調達を推進します。
- ・ CoC認証(Chain of Custody Certification)など環境についての認証を取得している商品の調達を推進します。
- ・ 水資源の管理と3R活動に取り組み、環境負荷を低減した調達を推進します。
- ・ 景観構築や装飾には、日本古来の在来種や固有種を使用するよう努め、敷地内の植栽に外来種を使用する場合は、侵略的外来種の排除、生態系への影響評価、適切な管理・監視を徹底し、地域住民や専門家と連携しながら、地域環境と調和した持続可能な取り組みを推進します。
- ・ 環境負荷の低減と持続可能な社会の実現に向けて、サプライヤーに対し、よりクリーンで資源効率の高い代替手段の利用を推奨しています。取引先との協力を通じて、環境に配慮した調達基準の実現と持続可能なサプライチェーンの構築を推進します。
- ・ 地域経済の活性化を支援するため、可能な限り地域のサプライヤーを優先し、地域特有の資源や文化を尊重した調達活動を推進します。
- ・ 館内で使用する有害物質については、地球環境に配慮した商品の調達を推進します。
- ・ 私たちが提供する商品、サービスの安全性や品質確保のために、本ガイドラインの主旨に賛同いただいた上で、食品衛生法を始めとした様々な関係法令だけでなく、ロイヤルグループ品質保証基準等の社内基準を順守いただくことを、取引の前提とさせていただきます。
- ・ 安全性や品質を担保しながら、より妥当な取引を行うため、私たちが提供する商品、サービスに関する情報や意図を、正確に取引先に共有します。
- ・ 私たちは、私たちの事業を通じて企業の社会的責任を果たすためには、本ガイドラインにご理解、ご協力いただける取引先が不可欠であると考えています。そのために、本ガイドラインを含む私たちとの取引に必要な情報について適時、適切に開示するとともに、オープンなコミュニケーションを通じて共栄を図ります。
- ・ 取引先からの情報や機密事項は厳守し、社外に提供者の了承なく開示しません。また、社内でも必要な範囲に開示先を限定します。
アールエヌティーホテルズ株式会社
2025年6月5日制定
IN OPERATING THE GUIDELINES ロイヤルグループ行動基準の運用にあたって
- 01. この『ロイヤルグループ行動基準』『アールエヌティーホテルズ行動ガイドライン』は、当社に勤務する全ての役員・社員・クルーに適用されるものです。社員には、契約社員、当社で勤務する派遣社員も含まれます。
- 02. この『ロイヤルグループ行動基準』『アールエヌティーホテルズ行動ガイドライン』は、当社に勤務する全ての役員・社員・クルーに適用されるものです。社員には、契約社員、当社で勤務する派遣社員も含まれます。
- 03. 『ロイヤルグループ行動基準』『アールエヌティーホテルズ行動ガイドライン』に反してまで利益を追求しません。
- 04. 法令を遵守することは勿論のこと、考えうる最も高潔な行動をとります。
- 05. 「会社のため」でも「上司の指示」でも「倫理」「法令」に反する行為を受け入れません。
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06.
全ての従業員は『ロイヤルグループ行動基準』『アールエヌティーホテルズ行動ガイドライン』やその他法令、社内規則の違反に関わった場合、もしくはその行為を発見した場合、速やかに上長、もしくは相談窓口への報告を行います。また、相談窓口はこれらを実践するにあたっての疑問、相談なども受け付けます。報告、相談を行った従業員に対しての報復行為は一切これを認めません。
(公益通報者保護法施行<2006.4>の際には外部ヘルプラインを設置する方向で準備を進めています。) - 07. 『ロイヤルグループ行動基準』『アールエヌティーホテルズ行動ガイドライン』に違反した場合は、就業規則など該当する社内規程に基づいて、解雇事由や処罰の対象となります。
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08.
誓約書の提出
私たちは『ロイヤルグループ行動基準』『アールエヌティーホテルズ行動ガイドライン』をよく読み、理解し、守っていくことを宣誓します。
あなたの行動は、
- ロイヤルグループ行動基準に沿っていますか?
- アールエヌティーホテルズ行動ガイドラインに反していませんか?
- 社会の良識から外れていませんか?
- 家族・友人に見られて恥ずかしくありませんか?
- 自分自身で本当に正しいと思いますか?
あなたの「良心」に尋ねて、行動を始めてください。